プロビデンスから車で一時間ほどの街 コンコード。
19世紀 アメリカを代表する文学者たちがこの町で暮らしました。
ルイザ・メイ・オルコットの「若草物語」の舞台になったオーチャード ハウスもこの町にあります。
若草物語には四人の姉妹が登場しますが、オルコット家の四姉妹がモデルになっています。
館内は写真撮影が出来ませんでしたが、2階のルイザの部屋からは当時のどかな田園風景が見えたであろうと思われます。
その窓のある壁から小さい半円の机が備え付けられていてその机で2ヶ月間で一気に物語が書かれたとの説明でした。
部屋の壁には四女 メイ(物語ではエイミー)が描いた花が残されていました。
メイは芸術的な才能があったようでボストンで美術を学びコンコードで美術を教えました。後にアメリカの彫刻家として有名になるダニエル・チェスター・フレンチもこの家でエイミーから学んだとのことでした。
フレンチはあのワシントンにあるリンカーンの銅像を作った人です。
そんなオルコット家のお墓がスリーピーホロー共同墓地にありました。
ルイザの墓石にはペンや薔薇、リンゴなどが供えられていました。
そのオルコット家のお墓の向かいには先日訪ねた七破風の家のナサニエル・ホーソン家のお墓がありました。
所々にカボチャが乗っているのは このあたりの風習でしょうか?
オーチャードハウスの破風にもカボチャが乗っていました。
スリーピーホロー共同墓地をあとにして、コンコード博物館に行きました。
街の歴史がよく分かりました。
Mrs.Yの備忘録2に続きます。